今月のイチ押し本📚問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術
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今月のイチ押し本
問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術
問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術

Web業界で活躍し続けるためには、UI/UXスキルだけではなく、ビジネススキルも身につけたいもの。「ちょい読みキャリアアップ情報」では、毎月1冊の本から、ビジネスパーソンとして知っておきたい情報をご紹介します。

今回のテーマ
「沈黙が気まずい…。質問の工夫で、意見交換はこんなに活発に!」
問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術
(安斎勇樹 著、出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン社 )
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(2022/3/17現在)
 
を超要約で、ご紹介します。
今回は、チームワークの好循環に欠かせない「質問の仕方」です。自分の力を最大限に発揮するには、一人でがんばるのではなく、チームの力が必要。質問に工夫を凝らせば、チームの意見交換が活発になり、想像以上の成果につながります。
意見を聞かれたときに、「どうせ私が言っても…」とためらうことはありませんか?後輩に質問しても、「特にありません」と言われて、考えが引き出せないことも…。

活発な意見交換があれば、雰囲気が変わり、よりよいチームワークが発揮されます。著者は「これからの仕事は自力ではなく、他力をうまく引き出し、一人では出せないパフォーマンスを生み出す力が必要」と考えています。

また「他力をうまく引き出すことで、あなたの評価も上がる」と言う著者。意見が言いづらいときの言い出し方や、相手が答えやすい質問の仕方を知って、コミュニケーション力をアップさせませんか。
意見交換を活発にするための、質問の工夫3つを本から抜粋してお伝えします。
1. みんなの当たり前を確認する「素人質問」

打合せのときに、疑問があっても、質問しづらいことはないですか?特に、暗黙のルールや前提条件など、基本的なことは聞きづらいもの。

そんなときに、あえて、素人のようにふるまって質問する方法が「素人質問」です。素人質問のポイントは、枕言葉(言いだし表現)を付けたり、自分の意見を添えたりすること。

枕詞をつける
「当たり前の質問かもしれませんが…」
「理解不足で、間抜けなことを聞くかもしれないですが…」
 
枕詞に加えて、自分の意見も添える
「初歩的な質問ですが、このサイトリニューアルの目的は何でしょうか。私は、使いづらくなったサイトをスマホで使いやすくすることが一番の目的だと思っています。」

議論が平行線になったり、かみあわなかったりするときは、「素人質問」をしてみましょう。チームメンバーと大前提を共有して次に進めば、方向性の違いが防げます。

2. チームワークの好循環を生む、よい問いかけ
「よい問いかけは、よいチームワークが生まれる」と説く著者。
 
その人らしさ、チームメンバーの個性が発揮されるためには、『質問をするときに、相手の失敗や短所を責めない、笑わない』『こだわりや長所に注目する』などの配慮が必要です。
チームワークの好循環を生む、よい問いかけ
※紹介書籍(P8)の図を参考に作成
BAD最終的に謝罪しか引き出せない問いかけ

「なんでそんなことしたの?」

「誰がやったんだ?どうしてあんなこと言ったんだ?」

 
GOOD相手のこだわりを聞く

「ここで大事にしようと思ったことは?」

「どうしてそう思ったの?」

相手が萎縮せず、モチベーションやパフォーマンスを最大限に引き出せるように、心がけたいですね。
3. 答えたくなる質問で、円滑なコミュニケーションを
後輩に質問しても、「特にありません」「いいと思います」という返事ばかり…。もっと本音が聞きたいのに…と思うことはないですか。
BAD質問が漠然とし過ぎて、取っかかりがない。逆にプレッシャーになることも
「よいアイデアはありますか?」
「何でもいいので、言ってください」
 
GOODポイントを絞り、かつ遊び心のある問いかけで、気軽に意見を言える工夫を
「このサイトで特に大事だと思うところは?」
「もしあなたがユーザーなら、このサイトは何点?」
「まずは悪いアイデアから考えてみよう。よいボツネタはある?」
著者は「答えたくなる仕掛けがあると、コミュニケーションの質が変わる」と考えています。
問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術

最後に.

他者の力を引き出せる人こそ、評価が上がる

 

周囲の才能を引き出してばかりだと、逆に自分の評価が下がると心配する人もいます。しかし、著者は「これからは他者の力を引き出せるほうが、高く評価される」と言います。

あの人と一緒に働くと楽しい、あのチームだとよいものが作れるとなれば、あなたの活躍の場も広がるはず。

この本には、みんなの考えを引き出すための、とっさの質問フレーズ(P.277)など、すぐに使えるテクニックが満載です。

 

本の詳細はこちら

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